フラメンコで演奏される曲種をコンパス別でご紹介します。

タンゴ系

- Tango タンゴ / 地域:カディス県、セビージャ県、グラナダ県
- 19世紀初めにフラメンコの形式として登場。
独特なリフレインを持つ。 1930年代、カルメン・アマジャにより舞踊スタイルが創出された。 - Tientos ティエントス / 地域:カディス県、セビージャ県
- かなりゆっくりとした独特な間と深みを持つタンゴ。
エンリケ・エル・メジーゾが創作者といわれ、アントニオ・チャコンが再構築した。 - Alborea アルボレア / 地域:主にセビージャ県、カディス県
- ヒターノ起源の婚礼祝いの歌。通常、ソレア・ポル・ブレリアスのテンポで歌われる。
- Marianas マリアナス / 地域:セビージャ県
- タンゴの一種で20世紀初頭に流行したティエントスに似たリズムを持つ曲。
ドイツの歌がフラメンコ化したともいわれてる。 - Tanguillo タンギージョ / 地域:カディス県
- カディスのお祭り(カーニバル)で歌われた、明るくユーモアのある詩とテンポの速い軽快な曲種。
- Zapateado サパテアード / 地域:カディス地方
- 踊りのサパテアード(靴音)に合わせた舞踊曲。時代と共にタンギージョのリズムを混合したコンパス。
- Rumba ルンバ / 地域:主にセビージャ県、カディス県
- キューバの舞曲グアグアンコーが祖と考えられる。
カディスからヒターノの間に広まり、お祭りには欠かせない曲種となった。 - Colonbiana コロンビアーナ / 地域:セビージャ県
- コロンビアとは関係なく、キューバのハバネラやタンゴの影響を受けた2拍子が特徴。
ペペ・マルチェーナが創作し、有名になる。またカルメン・アマジャも踊った曲種。 - Milonga ミロンガ / 地域:カディス県
- アルゼンチンから伝わった短調の曲。悲壮感と哀愁が感じられる。
- Taranto タラント / 地域:アルメリア県
- 踊り用にタンゴ調の2拍子を付けたつけたタランタ。1940年代カルメン・アマジャが踊りを披露。
- Farruca ファルーカ / 地域:ガリシア地方
- ガリシア民謡がフラメンコ化した短調の曲。
踊りはマドリードにて舞踊手ファイーコとギターのラモン・モントージャが創作した。 - Garrotín ガロティン / 地域:アストゥリアス県
- 起源は諸説あるが北スペイン発祥の陽気な長調の歌。
20世紀初頭、ニーニャ・デ・ロス・ペイネスによってフラメンコ化され、踊りはマドリードにて舞踊手ファイーコとギターのラモン・モントージャが創作し有名にした。 - Zambra サンブラ / 地域:グラナダ県
- この名称には2つ曲種がある。
1)グラナダのヒターノ達が伝承した音楽のこと。
2)マノロ・カラコールの曲で当時大ヒットした。






